準1級と1級以外は語彙、リスニング、英文法などの通常の英語勉強で対応できますが、準1級と1級は特別な対策が必要かと思われます。

こちらのコーナーでは準1級の対策を紹介いたします。まずは問題の構成の紹介から。

2004年度の第1回から試験方式が改定になり、新形式になりました。英作文が追加され、リスニング問題が増え、長文問題が減りました。

私は改定されてから1度も受けたことはありませんが、この配点を見る限り、合格を握るキーは変わっていません。それは語彙問題です。

というのは語彙問題以外はそれほど難しくないのです。普通に英語の勉強を続けていれば合格点を取れます。

英作文がどれだけ難しいかは分かりませんが、改定前の1級の英作文がかなり簡単だったことを考えるとそれほど難しくないと思います。

ただし、語彙問題だけは何か特別な対策が必要でしょう。

考えられる対策としては、

１、英検Pass単などの英検用の参考書を使用して単語の対策をする。

２、速読速聴・英単語 Advanced 1000など難しい単語が掲載されている単語帳を使って対策をする。

３、英字新聞などを読み、地道に語彙力をつける。

下に行けば行くほど長期的な戦略となります。英検の合格を考えるだけなら１が一番即戦力となります。しかしあまり応用が利かず、合格しても真の意味で語彙力がつかないことがあります。英検Pass単などはできるだけ丸暗記で単語の意味を詰め込むようにできているからです。語彙問題さえクリアすれば合格できそうなレベルで、さらにすぐ合格したい人はこの方法がオススメです。

ですが、長期的な視点に立てばやはり２か３がオススメです。２は単語を応用力を伴って覚えることができます。例文がしっかりついており、単語の解説もしっかりしているので、時間はかかるかもしれませんが、しっかりと語彙が身につくでしょう。

3は時事問題などの知識もつき、生英語にもなじむことができ、リーディング力もかなりつきます。個人的には長期的な視点に立って３を利用することをオススメします。1級は厳しいですが準1級なら英検対策本を使わなくてもなんとかなりますから頑張ってください。長期的名視点で勉強すると後々いいことがありますよ！