ジョーイは子供のころから夢見ていたトゥナイトショーに出演することになる。ちなみにトゥナイトショーとはジェイ・レノがホストを務めるショーで、ニュースを面白おかしく紹介したり、有名人を呼んでいろいろと会話をする番組。日本にはないタイプの番組だが、アメリカには類似の番組が大量にある。

当日になり、マイケル、ジーナと一緒に車でスタジオへ。高速道路はかなり混んでおり、他の車に割り込まれたりといらいらする場面が続く。運転しているのがマイケルなので、あまりスピードも速くないし、割り込まれてもあまり怒らない。

ジーナとジョーイ、特にジーナがいらついてきて、マイケルに割り込んだドライバーを追いかけて、中指を立ててやれと言う。マイケルは最初は嫌がるが、結局実行。マイケルはどうせそのドライバーとは二度と会わないからと思っているが、渋滞がかなりのものになってきて、ついには止まってしまう。しかも隣はさきほど中指を立てたドライバー…。

ドライバーはずっとこっちをにらんでいる。しかもナンバープレートにはJUDOMANと書かれている。
※：アメリカではナンバープレートは文字と数字の組み合わせ、自分の好きな文字を組み合わせたりできる。JUDOMAN（柔道男）というナンバーをつけているということは、柔道をやっている強い男の可能性が高い。

車がまったく動かなくなってしまったので、ジーナが車から降りて何が起こったのかを調べに行く。どうやら、トラックが事故を起こし、荷物が散乱し、すべての車線をふさいでしまっているらしい。ジーナは渋滞の原因を調べたあとはナンパに出かけてしまう。どうやら、ボロ車の強そうな男か、ベンツに乗った普通の男がお目当ての模様。

そこにボビーから連絡があり、高速道路は渋滞しているから乗るなと言われるが、もう手遅れ。トゥナイトショーは遅刻すると、その回に出してもらえないばかりか、それ以後一切出演はできなくなってしまうらしい。LAではまだ駆け出しの役者であるジョーイにはそれは致命的。

あと45分しかなく、まだスタジオまでは9マイル（14.4キロ）もある。ジョーイはボビーに何とか説得を頼むが、ボビーはスタンガンで遊んでおり、まったく役に立たない（笑）。

そのためジョーイは自分で何とかすることを考える。まず走ることを考えるが、マラソンランナーでもないと届かない距離なのに試してみる。しかし走り出すと3Pで痛めた古傷が再発してしまう。そのため次はヘリコプターに乗せてもらうというめちゃめちゃな作戦を立てるが、あえなく失敗。

次にバイクに乗る作戦を立てる。まずアレックスに電話し、バイクを持ってきてもらうように頼むが、とても無理な話。次に通りかかった白バイに乗った警官に頼む。警官は有名人好きらしく、ジョーイをトニー・ボナンザと勘違いするも心よく引き受ける。しかしそこで警官に仕事が入ってしまい、あえなくその作戦も失敗。

一方、JUDOMANの車には2人のごっつい男が乗っており、ずっとマイケルをにらんでいる。マイケルはついに耐えられなくなり、殴りたいんなら、殴れと言う。JUDOMANの2人は車から降り、ストレッチを始める。どうやら30分はストレッチをしないと運動はしない模様（笑）。

一方、ジーナはボロ車の強そうな男とベンツの普通の男の両方から自分の車に来るように言われる。板ばさみになっていたところ、JUDOMANの車にDVDプレイヤーがあることを知ると、こっちにターゲットを切り替え、ナンパを始める。

一方ジョーイはあと10分となり、ボビーもジョーイも諦め、ボビーはジョーイが出演できないことをトゥナイトショーに伝える。しかしそこへ、ステッカーが一杯張ってあるピンクのスクーターに乗ったアレックスが登場。ジョーイはあまりに変なスクーターなので最初は唖然。

どうやらアレックスの法律事務所の掃除係から借りたらしい。しかもアレックスはその掃除係に嫌われているとか。いろいろ文句を言っている場合ではなく、スクーターでスタジオへと急行。

何とかギリギリ間に合う。間に合ったものの、ジョーイはテンションがめちゃめちゃ高く、登場シーンで普通はジェイ・レノと握手するのだが、抱きついてしまう。しかも1分間も（笑）。しかもそのあとジェイの名前を呼び間違えてジョニーと呼んでしまった。