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2005年01月18日

ディープインパクト

今週はAJCCと平安ステークスと2つの重賞が行われるが、今週の一番の注目馬はこの馬かもしれない。

ディープインパクト。今週の土曜の10レース、若駒ステークスに登録している3歳馬だ。

ディープインパクト 3歳 牡馬

父 サンデーサイレンス
母 ウインドインハーヘア
母父 Alzao

兄弟:レディブロンド、ブラックタイド

厩舎 池江 泰郎(栗東)
馬主 金子 真人
生産者 ノーザンファーム

まだ新馬を勝っただけの1戦1勝の馬だが、新馬戦のインパクトだけで言ったらこの馬が一番すごかったと思う。
阪神芝2000の新馬戦だったが、好位から直線ちょっと気合をつけただけで上がり33.1であっさりと4馬身後続を突き放した。ここまで聞くと期待の新馬によくありがちな話だが、数字がすごい(と思う)。

上がり33.1。これはけっこうすごいが、芝2000で記録している。マイルや1400ならけっこう出る数字だが2000で出したのはかなりの瞬発力だと思う。さらにこのレースで2番目に上がりが速かった馬の上がりは34.1。上がりだけで1秒も差がある。ハイペースの追い込みなら1秒差つくのはある話だが、スローでこんだけ差をつけるのはすごいと思う。

しかも細かく見ると1600~1800にかけての1ハロンは10.8を記録。しかもこのときはディープインパクトは先頭にいなかったので、彼自身はさらに速い時計を記録していたことになる。
11秒台前半はけっこう見かけるが10秒台を出す馬はなかなかいない。

またほぼ同じ時期に行われた同距離、同コースのGIIIラジオたんぱ杯と比較しても優秀。ラジオたんぱのタイムは勝ったヴァーミリアンは2.03.5。同レース3着で京成杯を圧勝したアドマイヤジャパンは2.03.8だった。ディープインパクトの新馬戦は2.03.8。

前半1000メートルはラジたんが1.4.9。新馬戦は1.6.0。前半の半分が1.1秒も違うのに全体のタイムはたったの0.3秒差。しかもディープインパクトは直線は馬なりのまま。

もちろんこれは素質だけの話で、馬群にもまれたときどうなるかとか、道悪のうまさ、速いペースへの対応など精神面やスタミナ面はまだ未知数。
でもこれだけの素質を見せた馬。レースはぜひ注目したい。


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投稿者 ヴァンダレイ

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